恐竜がいた時代の空

今回はステゴザウルスの絵を描きました。
中生代に生きていたトゲが特徴の草食恐竜です。
恐竜に詳しくはないけど、ステゴザウルスは知っているなんて人も多いと思います。

恐竜たちはもうこの世界にいません。
ずっとずっと昔にみんな死んでしまい、今は少しの骨だけが残っています。
でも、彼らはたしかに生きていたはずです。
彼らが生きていた時代があったはずです。

時々、死んだしまった生き物はどこにいってしまったんだろうと考えます。
はるか昔に生きていたものたちや、私の祖父母や、子供のころ飼っていたペットたち。
みんな生きていたはずなのに、今はもう会えないし、どこにもいません。

みんな意識があって、自我があって、言い換えれば魂があったはずなのに、いったいどこに行ってしまったんだろう。
なんで会えないんだろう。
なんで死ぬんだろう。
死んだら自分の意識はどうなるんだろう。

なんて答えのない問答を、寝る前の布団の中なんかで考えてしまいます。

天国だとか地獄だとかを信じることはできても、実際死なないとわからないものを考えても仕方ないのですけどね。
そんな死の恐怖から逃れるため、人間は娯楽が必要なのかもしれませんね。